「アンラーニング」のすすめ

最近読んだ二冊。分野の異なる本ですが、共通テーマは冒頭に挙げた「アンラーニング」。

「使える経営学」では、経営者や組織の能力が変わらなくても環境の変化でこれまでの戦略が歯が立たなくなるような状況では、経営学固定観念を解きほぐし、解決策を導く(=アンラーニング)ことができると述べています。

冒険の書」では、子供は学校で勉強するもの、大人は会社で仕事をするものといった当たり前が、歴史を辿ると当たり前ではなく、昔は学ぶ、働く、遊ぶことはシームレスだったといいます。AI時代に突入する現在、学ぶ楽しさを取り戻すために色んな見方を変えていこう(=アンラーニング)と伝えています。

私たちは、ここ数年間厳しい環境変化の暴風雨に晒され、また、大きな情報技術の荒波が迫ってきています。私たちは固定観念や当たり前から脱却し、新たな知識やスキルを取り入れて、新たな時代を懇遇したいものです。