転んでも立ち上がる子供から学ぶこと

今朝の通勤途中のことです。横断歩道を渡ろうとしている女の子がいました。彼女は小学一年生くらいでした。信号が青に変わったとき、彼女は急いで歩き始めました。しかし、途中で足をひっかけてしまい、転んでしまいました。私は心配して見ていましたが、彼女はすぐに起き上がりました。泣きながらも、横断歩道を渡りきろうと必死でした。信号が赤に変わる前に、彼女は無事に反対側に到着しました。

 

この女の子の姿を見て、私は考えさせられました。私達大人は成功哲学や効率的な行動など、失敗をしないでいかにより良い成果を上げることに意識を持っています。失敗すると恥ずかしいと思ったり、自信を失ったり、周りから評価されなくなると恐れたりします。なので、失敗しそうなことには挑戦しなかったり、失敗したことを隠したり、言い訳したりします。しかし、この女の子のようにたとえ転んで泣いてしまおうが、立ち上がる力や一歩踏み出す勇気というものが大事なのではないでしょうか。失敗は成長のチャンスであり、学びの機会であります。失敗から逃げるのではなく、向き合うことで自分を高めることができます。

 

私達大人は失敗を恐れすぎています。失敗することは人間らしいことです。誰も完璧ではありません。失敗することで自分の弱点や課題を知ることができます。そして、それを改善することで自分の強みや能力を高めることができます。失敗することは恥ずかしいことではありません。むしろ、失敗したことを認めて謙虚に受け止めることは素晴らしいことです。周りの人もそんな姿勢を尊敬しますし、応援します。

 

私は今朝の出来事から多くのことを学びました。私もこの女の子のように転んでも立ち上がる力や勇気を持ちたいと考えました。そして、失敗を恐れすぎないで、一歩踏み出そうと思いました。